RIPARO

RIPARO WORKS

Uneven house

3LDK

神戸市

2階建て

Tさまご夫妻の好みは、凸凹があり奥行きが感じられるファサード。そのため、グレーのスクエアの1階の上に、白い立方体が飛び出すカタチで乗っている外観をまずデザインした。

その内部は、見晴らしのいい立地を活かし、プライバシーを確保しながら借景を楽しめるリビングが主役。

防火地区の規制に沿いながら、借景を楽しめる大きな窓を設置するなどの工夫を施している。規制をマイナス(凹)と捉えるのではなく、プラス(凸)に転じることで、魅力的で暮らしが楽しくなる住まいとすることができた。

■東側と南側に、借景を取り込む大きな窓を設置したリビング。下がり天井に入れた一直線の間接照明が、空間の奥行きを増している。テレビボード奥の空間は、愛犬のケージを置くためのスペース
■玄関ホールとリビングの間は、視界を遮らない透明なガラスの建具に
■どっしりとしたグレーの1階、その上で異彩を放つ白い2階。白い外壁からすり鉢状に凹ませてつくった3連の窓。通る人の視線を集める個性的な外観だ