RIPARO

Landmark house

4LDK+ビルトインガレージ

神戸市

3階建て

立体造形を組み合わせた外観が目を引くOさま邸は、3フロアプラス屋上の4層構造。

限られた敷地の中に二世帯で暮らす住まいを実現するため、空間を上に積み上げた。その結果、街のランドマークともいえる存在感を備えた建物に。内部はホテルライクなデザインを目指して上質なテクスチャーを採用し、フォーマルな雰囲気が漂う居室をつくり上げた。

また、二世帯が快適に暮らせる間取りにもこだわっている。LDKは、庭代わりのスペースに気軽に出られるよう屋上に近い3階に配置。
ひとつながりの大空間だが、パントリーを囲う壁で緩やかに仕切ってセカンドリビングをつくり、年代の異なる2つの家族が気兼ねなく過ごせるように配慮した。建築としての美しさとともに、生活のしやすさも考え抜いてつくり上げた住まいである。

■建物右手側の白い立体は、屋上につながるペントハウス部分。縦に伸ばすことで規模感をプラスしたが、ビルトインガレージのスペースをくり抜くことで、重さを感じさせず浮遊感のある外観とした
■広々としたLDKに意匠として鉄骨の階段やペンダントライトを使い、上質感あふれる内装に
■六甲山を望む屋上は、庭替わりのスペース。くつろいだり、家族で朝食を食べたり、菜園として活用できる

《受賞》
第37回 NICHIHA SIDING AWARD 2021
ニチハ賞

《気密測定数値》
​C値=0.53/ウレタン断熱