中庭のシンボルツリーを取り囲むように各部屋が配置された室内空間は、光や風の入り方、素材の連続性、視線の流れを意識した「うち」と「そと」がつながる空間構成。
少しずつ変化をつけた1階フロアの床段差によって、家族が違う場所にいても中庭を介して自然に目線がつながり合う空間となっており、程良い距離感を保ちながらそれぞれの心地よい居場所が生まれています。
部屋の延長線上にある中庭は、ただ眺めるだけではなく「使う庭」としても機能。
中庭を通って部屋間を自由に行き来したり、青空の下で寛いだり、ペットと戯れたり…、庭も一つの部屋として考えることで、空間に広がりを与え、空間と人とのつながりをさらに深めています。