
自由度が高い注文住宅は、自分好みのスタイルを実現しやすいのが魅力の一つです。マイホームを建てるにあたって、「ホテルのようなおしゃれな雰囲気にしたい」と考える方も少なくありません。
本記事では、ホテルライクな家の特徴とデザインのポイント、ホテルライクと住みやすさを両立するための間取りアイデア、実際の施工事例などを紹介します。注文住宅を検討中の方や、ホテルライクな家を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・ホテルライクな家の特徴と、暮らしに取り入れる魅力
・ホテルライクな内装・外観をつくるためのデザインのポイント
・見た目と住みやすさを両立する間取りや家づくりの注意点
・ホテルライクな家づくりに向いている住宅会社の選び方と施工事例
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ホテルライクな家とは?
まずは「ホテルライクな家」とはどういった住宅を指すのか、暮らしの魅力もあわせて確認しておきましょう。
ホテルライクな家の特徴
ホテルライクな家は、一般的にホテルのような上質感と洗練された雰囲気を持ち、非日常感を取り入れた住まいを指します。内装の色や素材、インテリアなどに統一感を持たせつつ、生活用品などの視覚的なノイズを極力減らし、居住空間をすっきりと見せているのが特徴です。
ホテルライクな家の実現には、必ずしも高価な設備や素材を取り入れる必要はなく、空間全体を調和させることがポイントです。また、ホテルにさまざまなスタイルがあるように、ホテルライクな家にも「モダン」「和モダン」「リゾート」といった、多彩なテイストが存在します。
ホテルライクな家で暮らす魅力
ホテルライクな家が持つ最大の魅力は、ホテルで過ごすような非日常感を日常的に味わえることです。「家でゆったり過ごしたい」「リラックスしたい」と考える方にとっては、落ち着いた雰囲気が何よりの癒しとなるでしょう。居住空間のデザイン性を高めることで、自宅で過ごす時間が楽しみになり、暮らしの満足感につながる点も大きな魅力です。
空間全体に統一感があることですっきりとした印象になり、来客にも「おしゃれで素敵な家」といった好印象を与えやすくなります。ただし、「ホテルのような部屋=住みやすい部屋」となるわけではありません。ホテルライクな家の実現には、見た目の美しさだけでなく住みやすさも考慮する必要があります。

ホテルライクな家をつくる5つのポイント

ホテルライクな家づくりに取り組む前に、まずはどうすればホテルライクな印象を与えられるのかを知っておきましょう。以下で、押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
色・素材を絞って統一感をつくる
ホテルライクな空間をつくるには、使用する色や素材をある程度絞り、全体の統一感を意識することが重要です。白・黒・グレー・ベージュといったニュートラル系のカラーから、ベースとなる色を決めましょう。そこに木材や石材、タイル、金属などの素材をアクセントとして取り入れます。
また、床や壁、建具、家具など目に入るものの色味や質感を揃えると、空間全体が洗練されて見えます。高級な素材を使うことよりも、素材同士の組み合わせと統一感を重視することがカギとなるでしょう。
間接照明で陰影をつくる
ホテルらしい落ち着いた雰囲気の演出には、照明による陰影づくりが欠かせません。そのために、ライトの明かりを壁や天井に反射させて空間を照らす、間接照明を取り入れましょう。間接照明を折り上げ天井や下がり天井、ニッチ、壁面などに仕込むことで、空間にニュアンスと奥行きを持たせることが可能です。
空間全体を明るくするだけでなく、光の強弱をつくることで高級感を演出できます。日光が差し込む昼と、間接照明を使う夜とでは、空間の印象がガラリと変わるでしょう。
天井高や大開口で開放感を演出する
ホテルのような広がりを感じる空間にするには、視線が上や外へと抜ける設計を取り入れるのがポイントです。吹き抜けや勾配天井、高天井などを設け、縦方向に空間を広げると開放感が生まれるでしょう。
また、大開口やハイサッシによって、庭やテラスなど屋外とのつながりを演出するのもおすすめです。窓から見える景色も空間の一部として考えると、ホテルのような雰囲気をつくりやすくなります。単純に窓を大きくするのではなく、天井と窓、そして窓から見える景色までを一体的に見せることがポイントです。
収納・バックヤードで生活感を見せない
生活しながらホテルのように整った印象をキープするには、日用品や家電などを見えないようにする工夫が欠かせません。パントリーやウォークインクローゼット、シューズクロークなどを活用し、使ったらすぐに片付けることを心がけましょう。
生活感が出やすい日用品や家電は、基本的にバックヤードにまとめてLDKの見える場所をすっきりさせることがポイントです。見せる収納は限定的に取り入れるようにして、飾る物を厳選しましょう。ただし、収納量をただ増やすだけでなく、使う場所の近くに隠せる収納を設けるなどして、利便性も確保することが大切です。
外観・玄関・外構まで世界観を揃える
LDKなどの居室だけでなく、外観から玄関までホテルライクな雰囲気に統一すると、より完成度が高まります。外壁や屋根、玄関ドア、アプローチといった部分も、色や素材を揃えましょう。玄関は家の印象を決めるスペースのため、靴などが散らからない工夫を取り入れつつ、タイルや照明などにこだわることをおすすめします。
植栽や門、アプローチなどの外構も住宅の一部であり、建物と一体で考えることが大切です。屋外から玄関、玄関から室内へと、一貫した世界観をつくり上げることを意識しましょう。

ホテルライクな家を住みやすくする間取りの考え方

ホテルライクな家を突き詰めていくと、住みやすさが損なわれてしまうことも考えられます。ここでは、ホテルライクな家で住みやすさを確保するために必要な考え方について紹介します。
ホテルと住宅の違いを理解して間取りを考える
ホテルは短期滞在を前提とした施設ですが、住宅は家事をしながら食事や睡眠をとり、毎日の生活を送る場所です。そのため、ホテルの間取りや雰囲気をそのまま再現するのではなく、あくまでも「ホテルライクな住宅」であることを意識し、家族の生活を基準に間取りを考えることが大切です。具体的な間取りやデザインについては、ホテルらしいか否かだけでなく、暮らしやすさや使い勝手を確認したうえで決めましょう。
家事動線と収納を先に決める
暮らしながらホテルライクな上質な空間を維持するには、家事のしやすさと片付けやすさを間取りの段階から考える必要があります。まずはキッチンをはじめ、ランドリー・洗面室、ファミリークローゼットなど、日常的に使う場所のつながりをイメージしつつ、家事動線を決めましょう。
洗濯や掃除といった家事作業や、毎日の身支度のやり方に合わせて設計するのがポイントです。また、収納については単に量を確保するのではなく、生活感のある日用品はすぐに片付けられるよう、使う場所の近くに配置しましょう。
ホテルらしい余白と暮らしに必要な家具を両立する
ホテルライクな空間づくりでは、家具やインテリアを詰め込みすぎず、余白を持たせる考え方が欠かせません。しかし、住宅にはダイニングセットやソファ、収納家具、ベッドなどの家具が必要です。
家具と余白を両立させるには、どの家具をどこに置くかを想定しましょう。家具のサイズや配置、動線に与える影響を考慮したうえで、余白のある間取りを考えるのがポイントです。単に広くするのではなく、家具と空間のバランスでゆとりを演出しましょう。
家族構成や将来の暮らしまで考える
ホテルライクな家で長く快適に暮らすには、現在の家族構成だけで間取りを固めないようにすることも重要です。子どもの成長や独立、在宅ワークの増減、親との同居など、将来的な暮らしの変化を想定し、ある程度の柔軟性を持たせましょう。
暮らしの変化を見据えて部屋の数や面積を確保するだけでなく、用途を変えやすい空間づくりも検討するのがおすすめです。マイホームは何十年と暮らす場所となるため、10年後や20年後も同じように使いやすいかを考えたうえで建てましょう。住宅の可変性については、国土交通省もライフスタイルの変化に応じて間取りを変更できる住宅の考え方を示しているため、参考にしてください。

ホテルライクな家で後悔しないための注意点

マイホームは、基本的に一生のうちに何度も建てるものではありません。以下では、ホテルライクな家を建ててから後悔しないための注意点について解説します。
高級素材を使いすぎて予算オーバーにしない
ホテルライクな家を目指して素材や照明、家具の一つひとつにこだわると、あっという間に予算をオーバーしてしまいかねません。すべてを高級仕様にするのではなく、LDKや玄関、洗面室など、家の印象を左右する場所に予算を重点的に配分するのがおすすめです。
家づくりでは建築費だけでなく、外構の整備費や家具・家電の購入費まで含めて予算を考える必要があります。ホテルライクな家は、高級素材を使わなくても実現できることを前提に考えましょう。
デザインを優先して収納・家事動線を犠牲にしない
ホテルらしい雰囲気や見た目を優先しすぎると、収納不足や動線の悪さにつながる可能性があります。収納は必要な量と使いやすさを確保し、なおかつ間取りは家事や身支度の効率を優先することで、ホテルライクな見た目と暮らしやすさを両立しやすくなります。美しい状態を少ない労力で維持できる家こそ、ホテルライクといえるでしょう。
掃除・メンテナンスのしやすさも確認する
ホテルライクな間取りとデザインを実現しても、室内が汚れていたり散らかったりしていては台無しです。素材や設備を選ぶ際は、美しい状態をキープするための手入れのしやすさまで考慮しましょう。
ガラスや光沢のあるタイルなどは、ほかの素材と比べて水垢や指紋、汚れが目立つことがあります。ダークカラーの床はホコリが目立ちやすく、凹凸のある素材は汚れが溜まりやすいため、注意が必要です。間接照明や高所の装飾は、掃除や交換のしやすさも確認しましょう。設備や家具は、普段の掃除や手入れで綺麗な状態を無理なく維持できるかどうかを確認したうえで、選ぶことをおすすめします。
ホテルっぽさを盛り込みすぎない
ホテルらしさを追求しすぎると、「自宅なのに落ち着かない」「温かみが足りない」などと感じる可能性があります。モノトーンや無機質さにこだわりすぎず、木質素材やファブリックなど、ライフスタイルに合うものを適度に取り入れましょう。重要なのは、ホテルを丸ごと再現するのではなく、自分たちが心地よく過ごせるホテルライクを目指すことです。
実際の空間を見て、触れてから決める
家づくりの情報収集のため、はじめに資料請求をする方は少なくありません。しかし、写真やカタログだけでは、素材の質感や空間の広がりなどを正確に判断しづらい傾向にあります。カタログなどで確認したうえでモデルハウスなどを見学し、実際に目で見て触れて確かめることが大切です。時間帯による光の入り方や印象の変化、動線なども確認し、自分たちが暮らすイメージを描きましょう。

ホテルライクな家づくりを成功させる住宅会社の選び方

家づくりでは住宅会社選びも重要です。ホテルライクな家づくりを成功させるには、何を基準に住宅会社を選べばよいのか、以下で解説していきます。
ホテルライクな施工事例があるか確認する
住宅会社の公式サイトやカタログなどで、ホテルライクな施工事例がどの程度あるかを確認しましょう。ホテルライクといっても「モダン」「和モダン」「リゾート」のように、さまざまなテイストが存在します。自分たちの好みに近い事例が複数あるかをチェックし、そのうえで間取りや素材、照明、外構などの具体的な実現方法まで確認できると安心です。
要望をデザインだけでなく暮らし方まで聞いてくれるかを確認する
ホテルライクな家づくりでは、デザインや間取りに関する要望だけでなく、どのように暮らしたいかまで相談できる住宅会社を選ぶことが重要です。家族構成や生活時間、家事の仕方、来客頻度、収納量などをヒアリングしたうえで、間取りや収納、動線などを含めて提案してくれる会社かどうかを確認しましょう。
また、顧客の要望を聞くだけでなく、プロの視点からアイデアの提供や改善案の提示ができる住宅会社を選ぶことが、満足度の高い家づくりにつながります。
自分たちのホテルライクを具体化してから相談する
住宅会社によってホテルライクの捉え方が異なるため、「ホテルライクな家にしたい」と伝えるだけでは、要望が十分に伝わらない可能性があります。事前に好きなホテルや内装、照明、家具などの画像を集め、「高級感」「落ち着き」など、実現したい雰囲気を言葉にし、イメージを具体化しておきましょう。画像を見せながら相談することで、担当者との完成イメージの認識を合わせやすくなります。

ホテルライクな家の施工事例
最後に、リパーロが手がけたホテルライクな家の施工事例を3つ紹介します。
事例①高層アクセント壁が印象的な、ホテルライクな邸宅


吹き抜けに設置した高層アクセント壁と大きな窓が、洗練された開放感を生み出しているホテルライクな家の施工事例です。視線を自然に上へと向ける大胆なデザインを取り入れることで、高級ホテルのような優雅な住まいが完成しました。外観は黒とグレー、内装は白を基調とし、木質素材を取り入れることで温かみを演出しています。
事例②リゾート空間をわが家に


シックな黒の外壁に石材と木材を組み合わせ、非日常感あふれる外観デザインを実現した住宅の施工事例です。室内にも重厚感のある石材と温もりを感じさせる木材がバランスよく配置され、まるでリゾートホテルに来たかのような開放感と、居心地のよさが両立する、贅沢な空間を生み出しています。
施工事例:リゾート空間をわが家に
事例③水と光と風とロケーション


さわやかな白の外壁に、プライベートプールに反射する陽の光が映える、リゾートヴィラのような雰囲気の施工事例です。プールは子どもが遊ぶことを想定し、LDKからでも2階からでも見守れる安心設計になっています。大きな窓からは、季節や時間帯によって変化する海の景色を楽しめます。
施工事例:水と光と風とロケーション
ホテルライクな家は見た目と暮らしやすさを両立しよう
ホテルライクなマイホームを実現するには、何十年にもわたって暮らすことを考慮し、見た目の美しさと暮らしやすさを両立させることが大切です。ホテルライクな家づくりでは、自分たちが望むホテルライクな住まいのイメージを具体化することからスタートしましょう。
リパーロには、これまで多彩なスタイルのホテルライクな家を手がけてきた実績があります。理想の住まいづくりをご検討の際は、お気軽にご相談ください。
